2023年の夏の高校野球の終わり 栃木出身の球児が甲子園でも躍動!

2023年の夏の高校野球は甲子園の決勝で慶応高校が107年ぶりに優勝し、幕を閉じました。

栃木県からは作新学院を県大会決勝でサヨナラホームランで破った文星芸大附属が16年ぶりに出場しました。

惜しくもベスト8は逃しましたが、1勝して校歌が甲子園に流れました。

栃木県は県外の高校に進学する中学生も少なくないようで、ウェブサイトの「球歴ドットコム」などで丹念に調べていくと、他の都府県の甲子園出場校の選手の中に、栃木県出身の選手がいることがあります。

今年の甲子園優勝の慶応高校にもベンチ入りメンバーのなかに県央宇都宮ボーイズや小川中出身の3人の選手がいて、栃木県出身の投手リレーでした。

ベスト4の土浦日大は主将と、伝令を務めていた選手が上三川ボーイズの出身でした。伝令の選手は中学は県境をこえてすぐの結城市出身のようですが、栃木の選手としましょう。

関東の他の都県では、西東京の日大三高にも県央宇都宮ボーイズ出身の選手が2名、小山ボーイズ出身の選手が1名、浦和学院にも県央宇都宮ボーイズと上三川ボーイズ出身の選手がベンチ入りしていました。

栃木県出身以外の選手も含めて、ボーイズリーグ出身の選手が多いことに気づきます。

栃木県で育った選手が甲子園で躍動していただいたことを喜びたいと思います。

栃木の学童野球で頑張っている選手が何年後かに、さらにそのあとを追いかけて野球を始める子どもたちが、甲子園で活躍してくれることを期待して、栃木県野球協議会は活動をしてまいります。